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美白・美肌の基礎知識

お肌について

皮膚の断面図

▲乾燥したお肌の断面図。そのままだと、表皮がめくれあがって、肌内面の水分が蒸発しやすい状態をひきおこしてしまいます。

肌の老化は20歳を過ぎた頃から始まると言われています。しかし、肌のメカニズムをよく知り、正しいいケアをしたり、肌によい食事を採ったりすることによって、実年齢よりはるかに若い、健康な肌年齢を保つことができるのです。

皮膚は、表皮、真皮、皮下組織からできています。表皮は4層になっており、その一番上が角層です。角層はさらに15〜30層にもなっている角質細胞の層になっています。ここの隙間を埋めているのが細胞間脂質であり、角層の表面を被っているのが皮脂膜です。

肌はほぼ一ヶ月のサイクルで新陳代謝が行われています。一番下の基底層というところで生まれた新しい皮膚が老化して剥がれるまでが一ヶ月なのです。

健康な肌は、このリズムが一定しているのですが、無理なダイエットやバランスの悪い食事をしたり、不規則な生活を続けていると、この一ヶ月のサイクルがのびて、新しい肌が作られないままに、古い角質細胞が表面に残って、ガサガサの肌になったりします。
食事の面からの肌の健康を考えますと、何と言ってもバランスの良い食事を心がけることです。皮膚の原料はタンパク質であることを忘れないでください。

水分、脂質分の不足もガサガサの肌になってしまいます。ダイエットのための極端な油抜きや偏食・少食は要注意です。そしてビタミン補給が大事です。ビタミンは美肌作りに優れた働きをしてくれます。ビタミンAは、粘膜組織を安定させ、肌をなめらかにしてくれます。ビタミンEは、血行を良くし血管の老化を抑えて新陳代謝を活発にします。ビタミンCは、皮膚を構成するコラーゲンを補給する働きがあります。

紫外線による色素沈着を防ぎますので、シミやソバカスを予防します。その他にも、皮脂の分泌を調節して肌をなめらかにしてくれるビタミンB2や皮脂腺の働きをよくするビタミンB6があります。また、貧血から起こる顔のクスミを防ぐ鉄分も必要です。本来、食事で摂取するのが望ましいビタミン類ですが、市販のビタミン剤と上手に組み合わせるのも良いでしょう。肌荒れに効果のある野菜は、ほうれん草、ブロッコリー、小松菜、きのこ類、しそ、にんじん、パセリ、かぶ。などがあげられています。

美肌とは

赤ちゃんのお肌

究極の美肌は、なんといっても赤ちゃんのお肌です。人間は、究極の美肌で生まれ、さまざまな外的刺激をうけながら、加齢とともに、お肌のキメが粗くなり、普通の肌へ、そして乾燥肌・敏感肌になり、荒れ肌になっていく場合もあります。ですから、美肌の目標は、赤ちゃんのお肌なのです。

美肌の一番の条件は、キメが細かいことです。お肌の表面には、細かい網目状の溝があり、これを皮溝とよんでいます。この皮溝がきれいに並んでいるのが、キメが整ったお肌で、皮溝が細かく、溝が浅いお肌をキメ細かな肌といいます。キメは、スキンケアをおこたったり、加齢、ストレスなど、さまざまな理由から粗くなったり、乱れたりしますので、美肌には、毎日のきちんとしたお手入れをする努力が必要なのです。

美白とは

美しい白い肌

美白とは、呼んで字の通り、「美しい白い肌」のことです。くすみやしみのない真っ白なお肌は、誰でもあこがれますよね。美白のもとになる肌の色は、メラニン色素の量で決まるといわれています。紫外線にあたると、メラニン色素が生成されます。このメラニン色素は、有害な紫外線がお肌の奥深くまで届くのを防いでくれています。

しかし、たくさんの紫外線を浴びてしまって、メラニン色素が大量に生成されたり、お肌のターンオーバーがうまく機能していなくて、メラニン色素の排出が正しくできなかったりすると、お肌に残ったメラニン色素が、くすみやしみをうみだすのです。美白を目指す人にとって、紫外線は、「百害あって一利なし」とまで言われるほど、大敵なのです。

ターンオーバーとは

表皮の細胞が、皮膚の奥から表面へ押し出され剥がれ落ちるまでの代謝サイクルのことをいう。

ターンオーバーは、健康な皮膚であれば通常28日間である。表皮の最初の細胞は基底層で発生し、性質や構造を変えながら、有棘層(ユウキョクソウ)・顆粒層へと押し上げられて角質層へたどり着き、最後は角片(アカ)となる。メラニン色素もターンオーバーによって脱落するため、夏に日焼けして色黒でも冬には元に戻る。ところが、度重なるストレスや紫外線にさらされ、基底層の細胞が老化し、ターンオーバーが遅くなると、メラニンが皮膚の中に残ってしまう。また、化粧落しがよくできてないと、角質層が厚くなり、肌のきめが粗くなるなどのトラブルになる。

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